77人が本棚に入れています
本棚に追加
私を抱えてるひよりんが空を飛んでからほんの少したつと大きな建物が見えてきた。
そんな中、私は驚いていた。
この学院はとんでもない広さだという事を。
ひよりんは大きな建物の前で、空から地上へ降りた。
そして、私を降ろした。
どうやらこの大きな建物が目的地らしい。
一体ここはなんなんだろう。
「ここは、皇聖覇高等女学院の体育館、とんでもない大きさだろ?わっはっは~」
あたかも、自分の物みたいに言うひよりん。
これが、体育館…。
白をメインに金で彩られている、まさに神秘的な建物だ。
私は初めて体育館という建物を見た。
何故かと言うと、小学から中学までは学院とかにはいけなかったからだ。
義理の親達は、外は危ないっていってたけど…今考えると不思議に思う。
と言うより気付くのが遅いだけというのもある。
私、鈍感なのかな…?
「ほらほら、入った、入った~!」
ひよりんに思いっ切り背中を押され、私はそのままドアに突っ込み、思いっ切りドアを開いた。
中はかなり真っ暗で何も見えなかった。
私は、そのまま奥に進んだ。
ゆっくり…ゆっくりと。
最初のコメントを投稿しよう!