77人が本棚に入れています
本棚に追加
大体歩くと、どこからか機械音らしきものが聞こえた。
辺りを見回すと突然、スポットライトが私に複数当たる。
その瞬間、前が明るくなり、台の上に立つ人物がマイクを持ち私の方に向け、指を指す。
「ヴァレンリース・カンナヅキ・ヴァルキリー殿!諸君を…歓迎する!!」
そう言った瞬間一気に全体が明るくなり、クラッカーが鳴り響いて歓声の祝福を受けた。
「きゃ~!ヴァルキリー様~!」
「可愛いです、ヴァルキリー様!」
「皇家専用の制服、似合いすぎです~!」
他にも色々言っていたが、何がなんだか分からない私は、あまり聞こえてはいなかった。
最初のコメントを投稿しよう!