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「こちらで調べた結果、その子はヴァルキリーではないわ。浮かれてないでさっさと学院に入りなさい!」
「え!?それって……?」
女生徒達が聞き出そうとしたが、制服が違う他の生徒達に引っ張られ渋々学院へと向かっていった。
「あなたの事は、こちらで調べさせて貰ったわ」
そう言ったのは、先程、【九龍お姉様】と呼ばれてた人物だった。
「戦乙女の血と神の血を受け継ぎし者。本来ならば偉大な人物になる予定だった。しかし……」
この次の言葉は言ってはいけない。
そう本能が動いた私は、その次の言葉をさえぎるように、
「なんで!?」
と急な私の大声に少し驚いた彼女だったが、すぐに私の質問がわかったのか、次の言葉が投げられた。
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