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「すっげー眠そうだなお前(汗)」
「・・・・・」
「ごめんって!ほら、帰りどっか寄って目覚まそうぜー!」
「いいねぇー。エディーは?」
「・・・・帰る」
相当眠い様です
男子群が話していると後ろから女子群が話し掛けてきました
「あれ?キミ達どこか寄ってくの?」
「まぁな!お前達は?」
「行きたいけどー…もう一人友達待ってるからいいよー!てゆーか、カインちゃん男だったの!?」
「何お前!?女だったの!?」
「ちげぇよ!俺は男だ!」
「普通制服で気付くでしょう…(汗)」
呆れた様に溜め息を吐く歩美
確かに、制服で気付くて欲しかった
そしたら巻き込まれず済んだかもしれない
「そっかー…残念だ」
「また今度、行こう?」
「わかった!で、エディーは?」
「・・・眠いから行かないと言っただろう?」
「うん、知ってる。聞いた」
はぁ?とウザッたそうにカインを見ます
いつもより眉間にシワが寄り過ぎです
「まぁ、無理に来なくていーぜ?昼飯はガセトの奢りだぜ?」
「ご一緒させて頂こう」
「何ソレー!?」
ものすごい変わり様
金が掛からなきゃいいのかコイツは!?
仕方なくガセトは厄介なカイン達を連れて学校を後にした
「お待たせしました!」
「もう!プリちゃん遅いっ!」
「ご、ごめんなさい!!」
「気にしない気にしない!」
「図書委員長お疲れ様」
階段からパタパタと危なっかしく下りて来たのは保健室の天使。エンジェルです。
たった今図書委員の会議が終わったそうです。
「入学早々委員会とか大変ね!」
「私達の方がもっと大変だったわよ!」
「?」
キョトンと首を傾げるプリシラに優達は深い溜め息を吐いた
「とりあえず、どっか寄ってこ!」
「あの…ユナリさんは?」
「「「知らない」」」
「そ、そうですか!」
厳しい顔をする三人を見てプリシラは察知した。聞かないでおこうと…
そして四人も学校を後にした
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