世界は愛で満ちている!

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無限にある数字から勘で正解を導き出せるほど、僕は運命の女神様に愛されてはいないらしい。見事にはずして、少量のお説教をくらいました。はい。 「だいたいお前は授業中にぼーっとしすぎだ」 「ちょっと宇宙と交信してたもんで」 ちなみに、ボケるときは真顔でボケるのがポイントだ。 すると僕の目論見どおり、数学教師は僕を相手にしていられないと判断したらしく授業に舞い戻っていった。賢明です、先生。 僕は悠々と想像と妄想の世界に戻る。流石に二回もさされないだろう、多分。
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