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どんなに まっても
迎えに来てくれる
白馬の王子様なんて現れなくて
ただ ひたすら
待つしかない私は 醜い人
助けてくれる
魔女も存在しなくて
現実味のない約束は
月が映る湖に歪む
確かに残るのは
右手薬指に はめた
誓いの指輪だけで
いつくるかも わからない
Happy Endを待ち続けてる
孤独に押し潰されそうな日も
せめて幻の中で
触れられるのなら…と
そっと目をつぶる
暗い夜に
終わりなんて見えなくて
渇いてゆく心
明日も続く今日
拾った赤い実を食べて
目覚めぬ優しい
悪夢を みましょう
おとぎ話に消えた
貴方の背中
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