‡プロローグ‡

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灯りの前で立ち止まる…そして視界の隅にキャンバスと勿論、人。 そして、学習用の机と椅子たち。 時間も忘れ夢中で描いていることが本人になったかのように、ヒシヒシと伝わってくる。 邪魔できないな…。 帰ろうとすると、教室の雰囲気が一変した。 いや、その一帯の雰囲気がの方が適切な気がする。 今まで夢中で描いていたその人がこちらを向いたのだ。 …行くしかないかな…。 決心してドアを開け踏み入れた。
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