‡プロローグ‡

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そこは大げさな表現しか出てこない程に、新しい感覚にみまわれた。 いつも、授業を受けている場所とは思えなかったくらいだ。 …え…っと筆箱を忘れてしまったんですけど…。 男は女に接し慣れていないかのように、顔を赤らめ無言で指差した。 指差した先には教卓。よく見れば見慣れた私の筆箱。
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