‡プロローグ‡

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ありがとうと男に歩み寄れば、やはり立派な木々の絵が目に入ってきた。 …季節外れの紅葉かな? なぜか分からないがそんな言葉を発してしまったその一言は男の世界に足を踏み入れてしまった合図だった。 …そうだよ。 やけにハッキリした言葉遣いで人格が変わっているかのようにさえ見えた。
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