‡プロローグ‡

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こんないかにも出そうな雰囲気漂う、真っ暗な世界に足を踏み入れた理由。 そーだった。 と教卓に駆け寄る。 ふと見た廊下はあまりにも暗く、思いがけず彼の方を見てしまった。 いつの間にか彼は再び自分の世界に入り込んでいて、声をかけずらかった。 でも…。 ちょっと、こんな暗闇の中、女の子1人で行かせる気? と言っている私がいた。 …ごめん。少し待ってて…片付けるから。 そう言うと慌ただしく音も立てずに片付け始めた。
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