『恋人』

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「由流は絶叫系も大丈夫?」 「僕は何でもいけるよ。  でも由良は泣き虫だから  危険なんじゃない?」 「え・・・?」 にっこり笑う由流 「僕とは正反対。そう言っただろう?僕はめったなことじゃ泣かない。」 「わ、私だって泣かないわよ!」 もっていた鞄を振り回し、由流にぶつけた。 「痛!由良、暴力反対・・」 「なによ!」 ぷいっと顔を背けた瞬間 私の手は彼の手に包まれた。
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