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僕はこの場から早く立ち去ろうと足を動かそうとしたが足が全く動かない…！
『くそ…動け！動け！動け！動け！動け！』
ところが何度動かそうとしても足は少しも言うことを聞かない。
「少年、明日また君の元にくる。その時に今した質問をもう一度する。これからの君の運命を決めることになるだろう」
男はそういうと、少年から離れてどこかへ消えてしまった。
「な…なんだったんだろう…あの人… 僕自身が会いに行くなんてなんでそんなことが分かるんだ？」
会いになんかいったりするもんか！
僕はやっと動くようになった足を動かして、男が消えた反対の道に歩き出した。
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