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僕が湯船に浸かっていると、お風呂場の扉が開かれました。
当然神崎さんの手によって。
神崎さんは内股で立っていて、扉て体を支えるようにしてようやく立っていました。
完全に腰が抜けているようですね……いや、あれだけやれば立てなくなるのも道理です。
『こんにちは神崎さん。先程はすいませんでしたね。あまりにも神崎さんが可愛かったので、ついつい……』
一応、嘘は付いていません。
ですが、今の神崎さんを見ていて、更に続けたくなりました。
「まだぁ…まだむつきとしたい…!」
『おや…三度も果てたのに、まだ足りないのですか……淫乱の上に絶倫なんですね』
僕が目を反らしたら、神崎さんは入ってきました。
僕がシャワーで簡単に神崎さんの体を流すと、神崎さんも湯船に入ってきます。
神崎さんは僕と向かい合うようにして座り、ジッと僕を見ています。
神崎さんの頬はほのかに紅く染まり、瞳は潤んでいました。
いつもの頼りがいのある雰囲気は無く、弱々しかったです。
『どうしたんですか?』
「あの…その…まだ…足りない……私はむつきが好き、大好きだ。むつきとあんな事が出来たが……」
……まさか…!?
「しないか…最後まで…?」
どうしましょう…!?
今更ですが、最後までして良いのでしょうか……柊さんともあんな事をしましたし、神崎さんとも……これ、俗に言う二股って奴ですよね…?
「飛鳥との事は気にしないで…分かってるから………私の体がむつきを望んでるんだ…むつきで満たされたいって……」
………これ何て官能小説?
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