第十話

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      「あぅ…っくぅ…!そこはっ…だめっ…!」   『駄目ではありません、徹底的に攻めます。もしも止めたいならば、早々に満足して下さい。 でも……そう簡単に絶頂まではやりませんからね…?』       僕は神崎さんを抱き寄せ、耳元で囁きます。 その間にも左手では膣内の高感度部をいじり続け、言った後に軽く耳をくわえました。     「やぁぁっ……来る…!来ちゃう…!」     おっと、このまま続けたらいけませんね…… 僕は手の動きをピタリと止め、神崎さんが絶頂に達するのを強制的にストップさせました。       「うぅ……止めないでぇ…」     十数秒経過してから、僕は再び手を動かし始めます。                   それからと言うものの、僕は神崎さんが絶頂に達する直前に手を動かすのを止めるのをずっと繰り返していきました。   回数が増えるたびに、手を止める時間が短くなっています。       「もっ…もう止めないでくれ……頭が変になりそぅ……早く…早くイカせてくれぇ…!」   『仕方ありませんねぇ。欲しがりな神崎さんに、最後のご褒美…?です』       僕は動かす手を一気に早め、神崎さんにキスをしました。 お風呂の中なので声が響くのを防ぐのと、僕がしたかったからです。       「んんっ!んんん~!!」       神崎さんは僕に強く抱き付き、同時に絶頂に達しました。 相当な時間じらしていたので、その快楽は計り知れなかったようです。   一回の絶頂で三倍近い快楽を受けているようでした。           『僕は出ますから……自分で出てきて下さいね』     僕はお風呂を出て、体を拭いて着替えをし、遅くなった昼食を作る事にします。   昼食を作ると言っても、片手が動かないからインスタントラーメンなんですがね………      
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