第十一話

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        全ての支度を終えた僕達は、早速勉強をする事にしました。 まずは数学です。   数学はあらかじめ設定されている公式を使い、問題文からの条件を当てはめる。 更に、神崎さんと柊さん独自に手を加えた応用問題を、教えてもらいながら解いていくと言う………                                     まぁ……正直理解出来たと言えば出来ましたね。   しかし、お二人の軽い逆セクハラが無ければもっと良かったんですが……     「勉強していた睦月があまりにも格好良かったからな…つい手が出てしまった」   『……もう良いです。僕は明日、門宮さんに勉強を教えてもらいますから。門宮さんなら手も出さないでしょうし……』       「うにゅ…ごめんなさい…なの」   「すまなかった…だから私達に勉強を教えさせてくれ」         もう……そう言うなら初めからやらないでください。 後、勉強している姿が格好良いと言うのは些か照れるので、そう簡単に言わないでほしいです。   まぁ……嬉しくないわけでは無いので……せめてテストが終わったら何かお返ししませんといけませんね。                                   その後、僕は現文も教えてもらい、多少ながら他の三教科も頭に詰めました。   これで最低限欠点はありませんね……その後は点数向上のために頑張るしかありません。    
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