第十一話

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      『おはようございます柊さん。昨日はありがとうございました』   「今日と明日も頑張るのー」     『はい、よろしくお願いします』       挨拶を交わしていたら神崎さんも起床したようで、長い髪は束ねずに解いたまま僕と柊さんの方へやって来ました。   僕はインスタント珈琲を新しく淹れて、二人に渡します。       「おはよう睦月、よく眠れたか?」   『おはようございます。 眠れましたよ。神崎さんこそよく眠れましたか?』     「あぁ、これで睦月に飛鳥と一緒に寝れたら最高だがな」         無茶言わないで下さい。朝っぱらから冗談がキツいです。   インスタント珈琲を受け取った二人はそれぞれ椅子に座り、僕は朝食を作り……………と言っても、ご飯に味噌汁と焼き鮭と言う簡単な物なんですが……                               僕達は朝食を食べ、学校へと行く支度を全て終わらせましたが、少々時間が早いようでした。   故に僕達はゆっくり学校へ向かうことにするために早めに家を出ることにしました。    
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