第十一話

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      僕達が学校へやってきて十数分後、ようやくHRが始まりました。   HRでは、明後日にテストがあるから勉強をするように……と言うのが主でした。         そしてすぐにHRは終了し、一限目の授業が開始されました。   一限目は化学ですね。 僕達は授業で使うノートを取り出し、黒板に掛かれる文字を先生の話を聞きながら板書し始めます。         さて、飛ばしますね?   勉強内容は、テスト範囲内でした。それだけで納得をお願いします。     ………って、僕は一体誰にこのような事を言ってるんでしょうか……? いや、これは気にしてはいけないような気がします!   なので気にしないことにしましょう!                                           さぁ!グワッと飛びまして、今現在の時間帯は昼食時です!   僕と柊さんは購買でパンと飲料水を購入し、どこで食べようか廊下で相談していた所、偶然にも神崎さんと門宮さんに出会いました。       「ん…?やあ睦月に飛鳥。私達と一緒に昼食を取らないか?」   「あはっ、どうせなら沢山いる方が楽しいしね…☆」       僕と柊さんは二つ返事で了解し、神崎さんと門宮さんに着いていきました。   どうやら向かう場所は校舎の外にある、桜の木のようです。 神崎さんと門宮さん曰わく、あの桜の木は今までに花を咲かせたことが無いらしく……今も緑色の葉を見せています。       僕達はその桜の木の下に腰を降ろしました。      
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