第十二話

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            一限目は現代文でした。 内容は漢字の読み書きから始まり、有名な某小説の一部分から抜き取られた文章から、指定された意味に合うような部位を指し示す………と言った物が多かったです。           二限目は数学でした。 神崎さんと柊さんかの二人から教わった問題に酷似している物が多く出題されました。 二人は超能力者なのでしょうか……テストの大半は教わったやり方で全て解ける物でしたね。             三限目は英語です。 これは教わる以前に、英単語をある程度暗記しておく必要があります。 僕は寝る直前に少しずつ英単語を覚えたが、構成は少々上手く行きませんでした。 しかし、欠点は恐らく無いかと思いますね。           四限目は世界史でした。 歴史上の人物が行った出来事を書き出したり、記号を選択したりなど、主に暗記系が多かったです。 自分的には点数は悪いかと思いますね……               昼食を取った後、最後の教科である化学がやって参りました。   化学は専ら計算ばかりでした。 完全に参ってしまい、化学だけは欠点かもしれません。 暗記系ばかりと思っていたのでテンパってしまい、軽く頭が真っ白になってしまいました。                               やれるだけの事はやりました。全力を尽くしたので、後は結果を待つのみです。   テストのみだったので、僕達はそのまま下校と言う形になりました。       僕は柊さんと一緒に校門で神崎さんを待っています。 柊さんに手応えを聞いてみた所、やはり柊さんは秀才のようです。楽々だったらしいです。     はは……帰ったら挫けましょう。部屋の隅で体育座りでもしていましょうかね……        
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