第十二話

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      そうだ、少し説教でもしてやろうかと思います。     『良いですか? 本来年頃の お と め が、男性と一つ屋根の下を共に過ごすのはあまり良くないんですよ? 大体、神崎さんと柊さんにはそれについてやや心当たりがありますよね? 確かに九割型僕が悪いですが、お二人にも原因があるんですから』         ふぅ…疲れました。 しかし、これで納得して――       「いや、睦月なら何をされても良いと言ったじゃないか」   「むつきなら良いのー」   「え!?何、三人共ヤッちゃったの!?」         ………ドチクショーです。 みんな話を聞いてくれないのと、自らカオスな状況にしてしまったですよ。     ……ねぇ、これ何てラブコメ?         『とにかく!皆さんはそれぞれの部屋に行って下さい!僕はソファーで寝ますから』   「よし、睦月君をみんなで拉致ろう」       うわ何をするやめ――                                             アッーーーーーー!!!        
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