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我慢しようとしたけど…したいけど……無理…なの。
私はしいなのパジャマの裾をキュッと掴み、クイクイと引っ張った。
それに気付いたしいなが裾を引く私の手を握って目の前まで持ってきたの。
「どうしたんだ飛鳥?」
……えっちな気分になったって言ったらしいな嫌な気分になるかな…?
私は顔にまで熱が帯びていくのを感じながらゆっくりと呟いた。
「………しいなが胸をつついたりするから……えっちな気分になっちゃったの……」
「えっ…?」
やっ…もう抑えられない…!
気付けば私は、しいなの唇に自分の唇を合わせていた。
むつきの香りがするこの部屋の中、目を瞑ればむつきが居るみたい……
そう思ったら、どんどんとえっちな気分が溢れてきたの……
「…ふ…んん……」
しいなが苦しそうにしているから、一度唇を離した。
すると、しいなも顔を真っ赤にしながら私に呟いてきたの……
「私だってっ…我慢していたんだから……!」
「じゃあ……ちょっとだけ…えっちな事しよ…?」
私はしいなに抱き付いて耳元で囁くと、私としいなの心臓の鼓動がどんどんと速くなっているのが分かった。
お互いに体が熱くなり、胸と胸がぶつかって更にえっちな気分になるのが速まっていくの………
私達は再び唇を合わせ、今度はゆっくり舌と舌を摺り合わせる。
しいなの体はむつきとは違って柔らかくて……むつきもこんな風に感じたのかな…?
しいなと舌が長い間混ざり合っていたら、頭の中が真っ白になってきたの……
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