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「なんだ、人に散々サバイバルナイフ投げているのに、反対に投げられるのは困るのか……とんだ茶番だな。
あーあ、興醒めしちまったよ。悪戯では無いにしても、自分が恐怖を抱くような事は他人にするんじゃねぇよ」
柳葉 祐介、ただ今お怒りモードでございますっ!これが姫ちゃんに話が通じてくれれば良いんだが……通じてくれるのだろうか?
否、通じてくれないと困る!
でなければ、武力行使に出る必要がある……それは俺的にも辛い物がある。
「ぅ…ん……悪かった」
目線を下に落とし、しょんぼりと肩を下に落とす姫ちゃん……正直辛抱たまらんっす。
無理無理、可愛い。
「っ!?こらぁ!」
気が付いたら俺は姫ちゃんの頭をグッシャグシャに撫でていた。
慌てて姫ちゃんは手を離そうとしてくるが、 だ が 断 る !
思う存分撫で回すと、姫ちゃんは顔をこれでもか!と言う位真っ赤にしながら、俺を睨んできた。
しかーし、睨んだ所で怖くはない!むしろ可愛さが増したんだが……
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