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荒れ果てた大地を二人は無言のまま歩いた...
アデル「.......なんか喋ろうよ...」
この沈黙の空気の中、先に口を開いたのはアデルだった
レイド「...話す事なんかないだろ...」
相変わらず無愛想の表情で冷たい返事を返す
アデル「あぁぁっ!なんでそんなに愛想ないんだよ?スキンシップは大切だよ?そう思わないか少年?」
半ば叫びのようなアデルの声が空しく荒野に響き渡る
レイド
「....別に....
それに俺は少年じゃない、レイドだ」
アデル「....はぁ....」
レイドの反応に諦めに近い深いため息を吐けばとぼとぼとまた歩きだす
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