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二人の生活は荒んでいく
「ねぇ…二人で居るのは幸せだよ。でも、二人ぼっち…」
二人ぼっちかぁ…
太陽はふと、窓を開ける。夜中なのにトラックがたくさん走っていた。
「父さん…元気かなぁ…」
長距離運転手の父親を思い出す。太陽は悲しくなった…急に涙が溢れる…
「家に電話してみようか」
太陽の涙を見て美雪も泣き出す…。が、美雪が太陽を抱きしめる
「美雪にはもう帰る家…
無いから…」
太陽が美雪を強く抱きしめる
二人ぼっち…
「明日、色々な人に話しかけてみよう…」
「そうだね。友達も作りたいね…」
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