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太陽は部活浸けの毎日を送っていた…
早く試合に出たいよな。
帰りは毎日、夜だった。
6月…体調不良を理由に練習をサボった。 街でブラブラしていて美雪に会う…「おぉー美雪じゃねぇか」直接会話した事も無い美雪は困惑しながらも
「太陽君、部活じゃないの?」
「あぁ、俺、高校野球、ヤメたくなったんだ…」
「どうしちゃったの…?」と美雪が聞くと
「別に…。」
「美雪こそ何やってんだよ…」
美雪は学校に内緒でバイトをしていたが、太陽には正直に言う…
「バイトだよ。内緒にしてね…。」
「へぇーバイトかあ…」
「うん。スーパーの裏方…。ウチ、母子家庭だし…」「明日は練習行くんでしょ…お互い頑張ろうね…じゃ…」
「おう…」
これが初めての会話だった太陽は美雪の事が少し気になる存在になる…。
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