1時限目 ~○×ゲーム~

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武道場までの道のりはとても長く感じた。1回戦ですでに、残りの生徒は半分以下になってしまった上に、大事な友達まで失ってしまった。   そんな人達の分まで、一歩一歩地面を踏み締め、俺は歩いていた。 今思えば、こんなにポジティブに物事を考えられるようになったのは数馬のお陰なのかもしれない。   そんなことを思っているうちに、もう武道場の前まで来ていた。 (数馬、見守っててくれよな!) 俺は息をのみ、中に入る。 暫くの後、校長が話し出した。   『さて、  次のゲームは、            鬼ごっこだ。』
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