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「やったな!逃げ切ったぞ!」
そう言って俺は、タカと凪の方へ駆け寄る。
「ハァ・・ハァ・・、さっきは助かった。ありがとう。・・ハァ・・・ハァ・・・。」
「・ハァ・・ありがとう・・・御門君。」
タカと凪は言う。
と、その時。
『あー、皆さんお疲れ様です。疲れていると思いますので、3時間目は職員室横の多目的室でゆっくり休んでください。その間に生徒達を武道場へと運びますので。』
と放送が鳴る。
俺達は多目的室へとゆっくりと歩みを進める。
(数馬、見ててくれたか?)
と心の中で思いながら・・・。
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