Sixteen*03

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「ね。あの子。 4組のミサトとリカ。知ってるでしょ?」 サラが意地悪そうに笑った。 「知ってるよ。 清純派美少女、2人組みでしょ? 有名じゃん。 あの子達にかなう女子はいないってみんな言ってるんでしょ。」 あたしでも知ってる。 だから、ちょっとこのフィーリングカップルを見ているのが、つらかった。 「あはは。 こんなお遊びでひっつくヒトなんていないよ。」 また、心をよんでくる・・ あたしはじっとサラを見つめた。 「でも、悪い気はしないでしょうよ。 あたしがオトコだったら食っちゃうね。」 「食われたいの?」 フフン、とサラは鼻で笑った。 .
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