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大きい鞄を肩にかけ、桜が満開の道を歩く少年
藤田 涼介 フジタ リョウスケ
「親なら学校まで送れよ。せめてのもの…」
思わず愚痴が溢れる
ついに俺も高校生か…
自分のレベルじゃ少し無理があると思っていた「色桜学園」に見事、合格
学校も綺麗だし、寮も綺麗
施設は恵まれてる
寮の管理人の人に寮のことはあらかた説明してもらった
適当に寮内を周り自分が今日から住まう事になる部屋ヘと向かった
自分の部屋の前で止まり、ネームプレートを確認
[藤田 涼介]
[宮梨 柚希]
此処が俺の部屋か
ルームメイトが宮梨柚希って人かぁ…
自室に入ると宮梨柚希の私物だろうと思う物が置いてあった
本人不在
宮梨柚希、どんな人かな…
そんな事を考えながら、のんびりと荷物を整頓してたら、いつの間にか外が暗くなってきていた
時間を見たら6時半過ぎ
7時から上級生との対面
ちょっと早いけど行こう
上級生との対面も終わり自室に戻った
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