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本日晴天。
店の暖簾をくぐって出てきたルナは、気持良さげに青空を見上げた。
温かくなった財布を懐にしまう。
昨夜殺った賞金首は、意外と高値で換金する事が出来、ルナの表情は自然に緩む。
瑞梛「おい、ルナ!その金で飯食いに行こうぜ!!」
ルナの肩ではしゃぐ瑞梛。
ルナ「そうですねぇ…こんな大金が手に入ったのは久しぶりですし、ちょっと贅沢しますか」
瑞梛「よっしゃあ!!じゃあ、肉食いに行こうぜ!!肉!!」
ルナ「そりゃ高過ぎです。寿司にしましょう。安くて美味い店があるって、今朝沙耶が教えてくれたんですよ」
瑞梛「寿司!?俺は寿司も好きだぜ!!じゃ、今から行こうぜ!!!」
ルナ「はいはい。まったく…寿司も食えるなんて、変わった妖ですね」
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