ルナ、尾行される

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~~~~~~~ 店員「ありがとうございましたっ!!」 威勢の良い声を背中に浴びながら、ルナと瑞梛は満足げに店を出た。 瑞梛「いやぁ~!上手かったなぁ!!」 ルナ「そうだな。また来よう。次は沙耶も連れて」 瑞梛「おぅ!!」 のんびりと町を歩く。 日はまだ西へ傾き始めたばかりで、日没までは余るほど時間がある。 周りは溢れるほど人がごったがえしていて、賑やかだ。 野菜や魚は勿論、女性向けの簪などの小物も売っている。 この赤い簪は沙耶に似合いそうだなぁ…と、ルナは小物売り場の前で足を止め、笑みを浮かべた。 店主「あら、カッコイイお兄さん!!彼女への贈り物かい!?」 店の奥から店主だろう女性が出てきた。 ルナ「彼女というわけでは無いんですが、何か似合いそうな簪だったので」 店主「あら、優しいのねぇ!じゃあ、安くするから買っておやりよ!」 ルナ「本当ですか!?じゃあ、お言葉に甘えて!!」 店主「ありがとう!ちょっと待ってて。可愛いく包んであげるわ!」
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