ルナ、尾行される

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沙耶「綺麗な星空ですねぇ!!!」 ルナ「・・・・・・・・え?」 今まさに沙耶を腐らせようと紅い瞳を沙耶へ戻す途中・・・予想もしなかった沙耶の言葉に呆気にとられたルナは、一瞬にして力を身の内に隠してしまった。 同時に、瞳の色も自然に黒くなる。 沙耶「ほら!!北極星があんなに綺麗に輝いていますよ!!!明日もきっと、良い天気でしょうね!!!」 ルナ「・・・・・・」 沙耶は、両手を夜空に翳して無邪気な笑顔を見せる。 ルナには沙耶の行動が分からなかった。 -見・・・・られて・・・いなかったのか? 自分の瞳を見られて驚いてたんじゃなくて、自分の背後に輝いていた星に驚いていたのか? いや・・・・あのタイミングでそんな事があるわけが無い・・・ ルナ「・・・・・見て・・・たんでしょう?」 かすれる様な低い声で、ルナは沙耶へ問う。 沙耶は、きょとんとした表情でルナへ視線を戻した。 沙耶「はい?何をです??」 ルナ「だから・・・・・俺の・・・」 沙耶「?・・・・・!!あーーーーーーー!!」 ルナ「っ!!?」
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