体育祭

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『利奈様カワイク一位でーす!萌えってやつです~』 …… 無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想無心無想… ふぅ。え?なんか言った? 利奈『様』なんて全然聞こえてないよ。 迥「利奈様ぁ~っ!」 「「「杉岸様~っ!」」」 利「へ?な、なに?何なのぉっ!?」 ナニコレ珍百景。 利「ひやああぁ!!か、担がないで!んぁ…今誰か変なとこ触った!やめなさい~!」 まぁ…全員女子なんだけどね。 迥ちゃん助けてよ。 迥「待ちなさい!ワタクシの利奈様を拉致ろうなんて数百年早いですわ!」 うわぁ! 迥ちゃんに引っ張られたぁ!! 利「痛い…それに私は物じゃないよ…!」 迥「あ、利奈様ごめんなさいませ。では失礼。」 利「ひゃ…!?」 なんかお姫様抱っこされてるんですが… 迥「り、利奈様とっても軽いですわぁ…体制がかぁいい…」 利「あぅ…」 「「「羨ましい……」」」 迥「さぁさ、ワタクシが目の黒いうちは渡しませんわよ…!」 「「「う~…杉岸様、バイバイ…」」」 利「バイバイ~…?」 「「「はぅっ…」」」 迥「あう~…利奈様ぁ、ワタクシ我慢できないですわ~猫耳もついてますし…」 あ、そういえば。 もうとっていいんだよね?
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