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利「じゃあちっちゃいやつも持ってるんですか…?」
夏「ん?あぁ、持っているが。…む、そうか。利奈達は受験生だったな。じゃあ、このちっちゃいのでよければ、もらってくれ。あ、二つあるから康介にでもプレゼントしてやったらどうだ?まぁ桜とレナの分はないが…」
あ、夏希さんが
頼もしいお姉さんに見えた…
まぁそれは事実なんだろうけど。
利「あ、ありがとうございます…!!わざわざすみません…」
康介にプレゼントかぁ…
気が引けるなぁ。だって桜ちゃん達の分ないんだもんね。
夏「いや…いいんだ。私があげたくなったんだからな。でも…その…お礼といっちゃなんだが…甘えてきてほしいな…」
甘えてって何をすれば…?そら甘えればいいんだろうけどさ。
結局お礼要求してるしね。…まぁいいか。くれたんだし。一応の礼儀だよね?
利「んと…じゃあ、ぎゅぅ…」
なんで声に
出ちゃったんだろ。
小さい子みたいじゃん…
夏「ふはぁぁぁぁ…」
すごい声だなぁ…
身体中の毒素が抜けたみたいな。
あ、あくまで声から判断したんですからね。
抱きつきの威力その他を自惚れてるわけじゃないですよ。
夏「もう…最高だ君は。」
…強く抱きしめられましてもな。
まぁしょうがないか。
夏希さんの親が来たら完璧に勘違いされるケド…
っていうと来るんだよね~。
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