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翌朝。
朝日の眩しさで目が覚めた。
兄ちゃんは、隣のベッドでまだスヤスヤ眠っている。
兄ちゃんとは同じ部屋だけど、勉強する机やベッドはちゃんと別。
たまに一緒に寝てるけど…。
「うぅ…。キリル…何時?」
兄ちゃんが眠そうに言った。
「6時半だよ。そろそろ起きないと遅刻しちゃうよ。」
兄ちゃんのベッドの上に乗っかって、兄ちゃんを揺すってみる。
兄ちゃんは苦しそうにもがいて、慌てて起き上がった。
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