異変

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僕の名前は永遠一(とわ・ はじめ)みんなはイチと呼んでいる。そしてごく普通な高校3年生、この物語の主人公だ。 キーンコーンカーンコーン~六時限目の授業が終わり僕は真っ直ぐ家に帰りについた、友達が居ない訳ではないが親友と呼べる奴は一人も居ない。そんな僕にも彼女はいる、名前は「吉川りの20歳おばあちゃんと2人で住んでいる」僕はりのちゃんと呼んでいる、学校が終わり毎日彼女の家に行くそれが日課みたいなものになっている、自転車をこいで彼女の家つく頃には時計の針は6時を過ぎていた。何やら家の中が騒がしい田舎に住んでいるおばさんと彼女のおばあちゃんが電話で言い合いをしているみたいだ、おばあちゃんが腹をたてて おばさん家に行くといっている僕も、しょうがなく行く事になった彼女の運転で片道30分冗談をいったりしていたら あっという間に着いた、「イチあんたどうする?」あ~僕は車で待っているよ早くしてね。りのちゃんとおばあちゃん2人で家の中に入っていった、30分たってもまだ戻ってこない僕はシートを倒し仰向きになった そして目を閉じた…「ガチャ」ビクッ!! 2人が戻って来た寝るつもりはなかったのだがいつの間にか眠ってしまっていた二時間もたっていた。遅かったね? 「……」無視?? 「………」返事はなく無言のまま僕らを乗せて家をでた、2人の表情は暗く明らかに来る前とは大違いだ、僕は怖くなった何かヤバいと直感で分かった「車止めて!!降りるわ」キィーーー!!!!急ブレーキを駆けて車は止まったドアを開けて外へ飛び出た、「どうした?…」 「……」相変わらず黙ったまま無言の返事だけが帰ってきた。そして車は何事もなかったかのように走り去って行った。夜の山道街灯もなく妙に静まり返り不気味だお化けがでそうまさにその通り つったってる訳にはいかなくとりあえず歩く事にした、一体2人に何があったのか?何がなんなのか全く分からない。「ブーー!」後ろから車がきたようだ すかさず僕は手を上げた!!事情を話すと車に乗せてくれた。とりあえず山田までお願いします。山田とは僕の住む町の事だ。時間と共に僕の住む町に近ずいて行く ゾワッ!!!妙な胸騒ぎと共に僕は鳥肌が立った!普通自分の生まれ育った町は落ちつく物だと思う しかし今はまさにその逆だ!!!何かが違う!!!僕の生まれ育った町であって僕の生まれ育った町ではない!! 「ドガァーン!!」
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