10人が本棚に入れています
本棚に追加
/198ページ
この喧嘩は明らかに俺が悪いと分かっていた。
すぐに荒木に謝ろうとしたけれどやっぱりダメだった。
せっかく勇気出してやっと話せたのに・・・・
こんな事になるなら話さなければ良かった。
これでまた、話は振り出しに戻った。
俺はどうすればいいんだ・・・
こんな事があったから、ユウジには話したくても話せなくなった。
中学の頃からの仲間の中川と本間にもこの話を切り出した。
2人は多少驚いていたが、二言目には口を揃えて「告っちまえ」と言う。
だから相談もクソも無かった。
後味が悪いまま夏が終わってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!