見参!

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「バカ…やりすぎだ」 後ろから少し大人びた声が聞こえた 後ろを振り返ると ボサボサ黒髪&メガネの地味王道まっしぐらな 「篠宮 刹那!」 地味王道まっしぐらな刹那を指差しながら言った その指差した人差し指をバシッと叩かれた 「誰に紹介をしている それに人を指差すな」 メガネを少しずらしながら言った刹那 メガネから覗く黒く鋭い瞳がアタシを捕らえる 「バカ 人差し指は人を刺すためにあるんだよ 知らないの?」 「知らん それにさすの漢字が違うぞ」 メガネを直し 普通の地味王道まっしぐらな少年に戻った 2人並んで学校に向かうのであった アタシが刹那の隣に居られるのは 刹那のおかげなんだ
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