第2章 人間知らない方がいいこともある

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「………え?どういうこと?」 俺にはさっぱり理解できない。 死んでる?転生?殺し屋? どういうことなんだ? 「だから…もう、なんて言ったらいいんだ?」 伝わらないもどかしさからか、江戸さんは眉間にしわを寄せた。 ていうか……口調変わってないかい? 「あたしは、何故か一回死んでて、転生した。それも何故か殺し屋としてね。最近の連続殺人事件。桜の花びらのは…あたし。なんで殺し屋なのかもわからないし、なんで死んだのかもわからない。死んだにしても、なんで成仏したのかもわからない…」
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