序章 彼女は突然やってきた

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「ちなみに」 担任の一声で、先の静寂は破られる。 「江戸は成績も優秀で、運動もよくできる。部活は…弓道部に入るんだそうだ。みんな仲良くするようにな!」 弓道部かぁ………って 俺と朱月さんと一緒じゃん! 「じゃあ席は、名前順で浅野の後ろだな」 まじでか!だから俺の後ろ空いてたのか…。 江戸さんが、こっちに向かって歩いてくる。そして俺に向かって微笑んだ。 「よろしくね、浅野くん」
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