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「私は思ったね!この人こそ運命の出会いだと」
男が同僚に言った。
「それはあるかもしれませんね!」
同僚が言った。
「あるよ!」
嬉しそうに男が言った。
「で、その人にアプローチをかけたりしたのですか?」
同僚が肩をつっつきながら言った。男は笑って、「やってない!」と言った。
お互いに言葉を失った。そして、笑った。
「出会い」
初めて会ったその日、私は恋をした。しかし、その人の名前も性格も何も分からない。それでもいい!恋をしたら、結婚をしたら、すぐにそんなの分かる。それまで、小説に出てくる主人公の様に、君の性格、名前を想像してるよ。
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