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で いきなり
『あ~笑った、お前最高だよ』
『ハリウッドいけますかね』
『そっちじゃね~よ』
お互いの笑いがやむのを待って、けんとが話し出した
『てかさ俺』
『ん?』
『前から言ってたけど、あれやっぱ諦めるわ』
『あ~ついに諦める方に決めたか』
はい…俺これ合わしちゃったんだよね けんとが結構真剣な顔で言うから 聞くに聞けなくてさ… ぶっちゃけ何を諦めたか さっぱりわかりません!
『やっぱ俺なんかじゃ無理だったんだよな?』
いあ知らないから!まず何に挑戦してたかわからないから!
『どうだろ~な?やっぱ人にはむきふむきがあるからな』
『そうだよなぁ、住む世界が違ったっていうかさ』
ええ?なに どこ住んでんの?ん~
『まぁ外国はさすがになぁ』
『え?なにが』
山はずれたああああ!
『いや、冗談だよ💦』
あせる俺
『真剣に話してるんだから悪いけど冗談パスで』
はいすいません…
もう絶対聞くに聞けね~
『わり~元気はやっぱ笑いから来ると思ってさ』
『はは、確かにな』
『おうよ』
『もう笑ってきっぱり諦めるのが一番か?』
いや何番もないだろ
『まぁそうだよな』
『相談聞いてくれてありがとな!なんかお前と話してたらどうでもよくなってきたわ』
『おう!元気ならたくさん届けてやるよ夏とかにな』
『御中元ですか』
『いいえ、おみあげです』『意味わかんね~よ』
さっきまでの静まり帰った空気は どこかへ 旅にでかけてしまいました。
ただ、ただ何に悩んでいたのか という答えも永遠に帰ってこない旅に出掛けました
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