出会い

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朝日が部屋のカーテンの合間をぬって 眠たい俺をよそに 俺の顔を照らした 『ん…』 目をこすると泣いていた 別に涙がでているわけではないのだけど。 しばらくなにもする気にはなれなかったのだけど 体は勝手に動く 横にあるタバコを手に取り 火をつける だけどなんだかいらなくなって、すぐにタバコを消し、枕に顔を押し付ける このまま起きたくなかったなにもしたくなかった。 なにをしてもあいつがいなくちゃ、意味がなくて そしてなによりも楽しめなかった。 自分に言い聞かせてみた。 あいつはこんな俺を見たら悲しむぞ だけどもう一人の自分が、 なら俺の前にきて悲しんでみせてよ とか言っちゃう。 このまま石になってしまいたい 星でもいいな いやいやどっちも一緒じゃね~のか? なんか考えてたら笑えてきた けどまた、悲しくなった 一緒に笑ってくれる人がいない どんなにつまらない事をいっても、笑ってくれた 優里はもういない なんだかまた涙がでて 死にたくなった。
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