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次の日 今日はゆりと約束をしてない日だったので 友達と遊ぶ事にしていた
退屈な授業は案外はやく終わったり またなかなか終わらなかったりした
別に授業の時間はみんな一緒なんだけれどね
学校が終わり中学の友達と一緒に帰る
中2まで都会にいて転校してきた俺に最初に話しかけてきた、誰にもフレンドリーな奴。
そいつの家は河原を通ってチャリで10分くらいでつく、河原を通りながらにやける俺 、すいませんきもくて。家についてそのまま転がりこむ
『あいかわらず、けんとの部屋は汚いなぁ~』
大抵の人って 俺の部屋散らかってるから~ とか 汚いから人呼べない とか言うけど
こいつの部屋は別格です みんなの部屋なんてかわいい方だと思うよ?いやまじで。
『ば~か住めばみやこって言うだろ?』
『ここをどう思えばみやこになるのやら』
ぶつぶつ言いながら俺は奥に行くため足の踏み場を探す
やっとベッドについて飛び込む
するといきなりテレビがついてびっくりする俺
『や、やべ~!ポ、ポルターガイスト現象!』
まじびびりまくりの俺を見て ゴミ山の上で笑うけんと
『ど、どうした!』
いきなり笑いだすけんとを見て 霊が憑依したかと本気で信じて 頭の中はまじパニック
『いや、お、おまえ』
けんとが笑いをこらえながら話す
『自分を強くもてええ!』まじパニックモード突入の俺 確かこの時叫んでた
『いや、け、けつ』
笑いで死にそうなけんと
けつ? 意味がわからず 座ってた位置をどいてみると
リモコンが置いてあった
めちゃくちゃ恥ずかしい
頭がパニックになってた俺は そのパニックな頭で必死に挽回を目指す
『い、いや知ってたけどね?これあれだから、あれだよ俺俳優目指してるからさ』 今だと思います
めちゃくちゃ見苦しい言い訳だよね、
小学校中学校の朝の朝礼とかで
体育館の中心で屁こいて
『お前、屁すんなよ!』とか他人になすりつける人くらい見苦しい 言い訳しました
しばらくけんとは笑いと格闘しながらゴミ山の上でもがいてた
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