危なかったもの…

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  先日 夢を視た   毎日、夢は視るけれど リアルなのが たまに在る     … アタシは、何処かに立っていた   周りは暗くてよく判らない   いつの間にか 足下に 猫がいる   可愛らしく思ったアタシは、猫に話し掛ける 『どうしたの?一緒に来る?』   そして   目の前に 白い枠の硝子戸   躊躇無く引き開ける 『おいで』   少し歩くと ドアがあった…       あぁ… 此所、アタシの部屋だ…   鍵を回し ドアを開ける 足下の猫の動く気配がする…     これはマズい!   ドアを閉めて 無理矢理目を覚ました       自分が眠っている場所に 帰って来る夢なんて 危ないわ   しかも その日の晩 『途中、猫の轢死体を見ちゃった』 って子の車に、知らずに乗ってしまった   つ… 憑いて来ないでね…  
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