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―サトミが小学校3年生の時―
孝(タカシ):お~い、皆『かくれんぼ』しよう!!
聡美:『かくれんぼ』??子供っぽいよ………
李美:私達子供じゃん。まだ小学三年生だよ………
聡美:そりゃーそうだけど………
孝:だったら聡美はやらないでいいや。皆やろう!!
李美:私やりた~い!!
銀一:俺もやる!!
って確か10人位で『かくれんぼ』をやる事にしたの。
結局私もやるんだけど………
鬼役が銀一って子だったのは覚えているわ………
それで私は………
私は体育館の倉庫にあったマットに丸まって隠れたの。
だけど、
銀一は体育館には来なかった………
何時間経っても来なかった………
私はいつの間にか眠ってしまい、気が付くと辺りは真っ暗だったの。
すぐに閃いたわ。
銀一達は私をおいて帰ったんだって………
私は、暑くなってきたからマットを出ようとした時…気付いたの………
『体が動かない』
って………
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