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図書館内に隠れる者が居た………
信也である。
信也:(このままバレずにすむと良いんだが………)
信也は本棚からこそこそと隠れ、サトミの様子を見ていた。
サトミが机の下や本棚の間を順番に見ていく。
信也:(来てる・来てる!!近付いて来る………ヤバイ………)
サトミ:(誰か居るわね………緊張感が伝わってくるわ………フフフ)
ナイフを創りだし、右手に持つサトミ………
ナイフに反射した光が信也に当たった。
サトミ:みーつ・け・た………
信也:ひぃ………
―ドスッ!!―
―ポタ…ポタポタポタ―
ナイフが信也の腹部に深く突き刺さる………
―ズシャーッ!!―
ナイフを引き抜くと、腹部から大量の血が流れだす。
信也:ア………アァ………
サトミ:まずは一人目………
トドメを刺さずにサトミは図書館を出る………
信也:ハァ…ハァ…ハァ…………ハァ………ハァ…………ハァ………………ハ…
息遣いが徐々に弱くなっていき、止まってしまった。
信也game over
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