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夏休み前、部活も早く終わる。
4時には明と買い物に行った。
街中は暑くて、買い物に付き合うのも一苦労だ。
ふと、一軒の店に目が止まる。
何屋かは定かではなかったが、なんだか入らなくてはいけない気になって、入った。
「ようこそ」
は?
普通『いらっしゃいませ』だろう?
疑問に思ったが、なんだかそれも違和感ない気がして来た。
「あなたにはこちらをどうぞ。自分の気持ち、どうすべきかが分かります。」
そう言って渡された、小さな可愛らしい小瓶。
何の抵抗も無く、俺は素直に買っていた。
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