序章

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高校の入学式。 その人の周りにだけ光が見えた。 柔らかな温かい光。 小さくて可愛らしい容姿は可憐な華を連想させた。 新入生の俺たちに、入学式の準備役員として対応してくれていた。 むさ苦しい男子高にあって、意外な癒しだった。 後日、その人がバスケ部に所属している事を知り、即入部届けを出す事になる。
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