終章
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唇が離れて、なんだか気恥ずかしかったけど、すぐにペアウォッチを渡す事にした。 「学先輩、これ、受け取って下さい。」 「おれに…?」 うなずいて、その手に預ける。 箱を開けて、無邪気に微笑むのがめちゃめちゃかわいい。 「ありがとう♪大事にするな!」 今泣いたカラスが…って奴だな。 灯り始めた街灯に、浮かぶ涙の跡。 それが自分の為に流されたと思うと嬉しくも申し訳ない。
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