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「隣に引っ越してきた、小川 望でっス!よろしく~。」
人懐っこい笑顔を浮かべて私、山本悠希に手を差し出す。
「あ、あぁ…よろしく・・・?」
ただいきなりの出来事に呆然としながら、なんとか握手に応える。
引っ越し……
確かに、朝から隣が騒がしいとは思ってた。
大して気にしないで午前中を過ごしていたら、午後になって突然、これ。
驚くなってほうが無理なハナシ。
「・・・俺のこと、知らない?」
握手を終えてソイツは私に言った。
それって・・・
ナンパデスか!?!?
『俺のこと知らないの?ならこれから教えてやるよ☆』
みたいな!?!?
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